今回は個性についてお話しします。
世間でもずいぶん前から、個性を発揮しようといわれています。
しかし、個性というものを勘違いしていることがあります。
不思議なものですが、個性を発揮している人ほど元気で健康です。
なので個性を発揮することはメンタルとしても身体的にも重要になってきます。
今回は個性について以下の4点です。
- ・個性は親によって決まらない
- ・個別化の教育が日本にはほとんどない
- ・家庭でできる個別化の教育
- ・個性を発揮すると自然とうまくいく
個性は親によって変わらない

個性と言うのは遺伝で決まると思っている方がいますが、遺伝では決まりません。
遺伝するのは親の身体的な特徴です。
例えば髪が黒いとか、肌が白いとか、そういうところです。
量子力学の話になってくるのですが、この世界には素粒子と言う目に見えないエネルギーが充満しています。
そのエネルギーは時間によって変わってきます。
人はそのエネルギーを得て生まれてきますね。
なので生まれる年、月、時間によって個性が決まるのです。
だから同じ親から生まれたとしても、兄弟で全然個性が違います。
ここで疑問として出てくるのが、「いや親子で考え方が似ているときがありませんか?」と言う問題です。
これは親子でずっと会話をしているので、考えを受け継ぐことはあります。
例えば、「うちは貧乏だ」と親が毎日話していたとします。
そうすれば、子供も「うちは貧乏だ」と考えるのは自然です。
子供は親のまねをして学んでいきますからね。
このように親の言葉をコピーすることで子供の考え方が形成されてきます。
しかし、これは知識の話であって個性とは違います。
個性はもっとベースにあるものです。
個別化の教育が日本にはほとんどない

個性がわからない理由に、教育の問題があります。
今の教育は主に、社会で生きるための教育です。
そこでどうやったらみんなと歩調を合わせて生きることができるかを教えています。
例えば、いろんな教科を学びますが、すべてにテストがあり、総合で評価されます。
これは「全部の教科ができたらあなたは優秀です」と言っているようなものです。
しかし、個性で考えるとどうでしょうか。
数学が得意な人、体育が苦手な人、音楽が好きな人など色々いますよね。
しかし、一つができても他ができないとダメだといわれてしまいます。
このようにして個性を伸ばしづらい構造になっています。
なので個性を伸ばすのは家庭や個人で行うことが必要です。
昔は寺子屋とかで個別での教育がされていました。
このように個別化の教育が必要です。
個性を伸ばす時間もとるとよいです。
家庭でできる個別化の教育

家庭でできる個別化の教育についてお話しします。
自分で決めさせることです。
何人かの子供と飲み物を買いに行ったとします。
一人は「このオレンジジュースがいい」と言います。
二人目が「僕もこれがいい」と言ったときに、
「なんでそれがいいの?」と聞きます。
その時に、「なんとなく」とか「はじめの人をみて僕も欲しくなったから」と言った理由が出た場合は買いません。
なぜかというと二人目の子はただ流されているからです。
これでは周りにあわせる人になりやすいです。
買わなかった時に、その二人目の子は考え直します。
「やっぱりあっさりしたものを飲みたいからお茶がいい」と、自分の意見を言うようになります。
その時にお茶を買ってあげるのです。
このように自分の意見を言える機会を与えることが大切です。
個性を発揮すると自然とうまくいく

最後の話になりますが、個性を活かすと自然とうまくいきます。
自然を見るとわかりますが、活かしあいっこなのです。
木は勝手に生えて実を付けます。
昆虫は花から蜜を吸って飛んでいきます。
動物はフンを出して肥料になります。
このように循環しているのです。
ここでは活かしあいっこが行われています。
もちろん食べられたりしますが、それでも調和して生きています。
このように人間も調和して生きることができます。
その時に大事なのが個性です。
個性を出すことで誰かの役に立ちます。
魚を取ったり、機械を作ったり、野菜を作ったりと多岐にわたります。
そういう働く人たちがバランスを取っています。
個性を出すとこの調和が保たれます。
個性を使って人の役に立つことで、今度はあなた自身が守られます。
このように個性を出せば持ちつ持たれつのバランスの取れた状態で生きることができます。
今回は魂の遺伝子コードのゆり先生のyoutubeを参照しております。