
「今日も旦那にイライラしてしまう」
「子供が言うことを聞いてくれない」
「会社で上司の態度にイライラする」
原因はいろいろとあると思いますが、いらいらすることは誰でもあると思います。
どうすれば心穏やかに生活することができるのでしょうか。
そのヒントをお伝えします。
- 身体を整える
- 感情を吐き出す
- 生き方を見直す
- 思い込みに気づく
- 極端に気づく
身体を整える
誰しも体が疲れ切った時は、心もしんどくなりますよね。
スポーツや仕事をした後だとわかりやすいのですが、自分でもわかりにくい不調が意外と多いです。
- 例①:甘いものを食べた後、急に体がだるくなってイライラしてしまうことはありませんか?
- これは低血糖症状と言います。
- 甘いものを食べた後には血糖値が上がり、気分が上がります。しかし、体がバランスを取ろうとして、急激に血糖値を下げます。
- 低血糖になるときにアドレナリンも出てきます。これがイライラを引き起こします。
- 例②:なぜか持病もないのに、胸が苦しくて息苦しくつらいときはありませんか?
- 整体からの見方をすると、肋骨周りが固くなっていることが考えられます。
- 肋骨とその周りの筋肉、筋膜が一緒に固まってしまうと、もちろん肺が膨らみにくいです。
- それでは、息が苦しくなります。
- 息が苦しかったら、嫌な気分にもなりますよ。
以上のように、体の状態が悪いせいで、イライラしてしまうこともあります。
感情を吐き出す
感情とは、怒り、喜び、悲しみ、うれしい、楽しい、寂しいなどの心理状態ことです。
「自分は感情を出してはいけない」と思っていませんか?
そうなると、仕事などで感じた怒りや悲しみ、罪悪感を心の中に閉じ込めてしまいます。
この閉じ込めた感情が、他の人と話しているときに出てきてしまいます。
わかりやすいのが、仕事で怒られた後に、家族に八つ当たりをしてしまうことです。
家族からするとたまったものではないですね(笑)
閉じ込めた怒りや悲しみが、他の人に向く前に自分で吐き出してしまえばいいんです。
そうすれば、感情に翻弄されて人を傷つけることがなくなります。
生き方を見直す

みんなそれぞれ生まれたときに固有のエネルギーをもって生まれてきます。
大まかにいうと、水のように形を変えながら進む生き方。火のように燃えるような情熱をもって働くいきかたがあるということです。
このように、人それぞれ生き方は異なるのですが、そのエネルギー通りに生きることができていないことが多いです。
原因としては、親が自分の生き方を子供に強制したことです。
子供は親の言うことを聞かないと生きていけないと思い込み、親の生き方を取り入れることを決意します。
その生き方を続けていくと、うまくいかず苦しくなっていきます。自分のエネルギーを存分に使えないからです。
これでは心穏やかに生きるのは難しくなります。
思い込みに気づく
間違った思い込みがあると、人間関係を上手く築くことができません。
例えば、よく仕事であるのが「あの人(上司や同僚など)は自分のことを嫌っている」という思い込みです。
よくよくそのようなことを言っている人の話を聞いてみると、ちょっと気に入らない態度をしたからという理由で決めつけていることがほとんどです。
実際はその同僚は疲れていただけかもしれません。笑顔を見せるのが苦手なだけかもしれません。
「この人は自分のことを嫌っているはず」という思い込みはデメリットが大きいです。
- 身体が緊張する
- 協力して仕事ができない
- ストレスがたまる
- 他の人からの信用を失う
などがあります。これでは落ち着いて仕事はできません。
極端に気づく
うまくいかない人は自分が極端なことをしていることに気づいていません。
東洋思想の中に「陰陽の法則」というものがあります。
この法則は物事には陰と陽の二つの側面が存在することを示しています。
人は物事を「善悪」で考えてしまいます。
例えば、野菜は良いが、揚げ物は悪い。仕事は良い、投資は悪い。などのように、善悪で極端に考えてしまいます。
しかし、この世の中では善悪ではっきりと分けられるものは存在しません。しかし、無理に分けてしまうから無理が生まれます。
善に振り切っても、悪に振り切ってもどちらも苦しくなります。
善悪ばかりにとらわれていないか気を付けていきたいです。