今回は反り腰の誤解についてお話しします。
よく、反り腰を改善しようみたいなセールスの文言を見たことがあると思います。
問題は腰が反れること全てを間違いとしていることです。
本来、腰はやや反れているのが正常です。
しかし、腰椎の一部、例えば腰椎3番、4番だけを過剰に反ると問題が起こります。
大事なのは腰椎全体が綺麗に反れることです。
一部を反る時、脊柱起立筋を過剰に使ってしまいます。
そのときに、筋肉が疲労して痛みが出たり、
神経を圧迫して痛みが出たりします。
反り上げるのではなく、反り下げる

反る時のポイントをお伝えします。
反る時のポイントは、
反り上げるのではなく、反り下げることです。
皆さん、癖になっているのが反り上げるほうです。
反り上げると、どうしても脊柱起立筋が過剰に使われます。
なので反り下げていく意識が必要になってきます。
上手にできれば、大腰筋も働いてきます。
背骨全体で考える

背骨の構造の問題もあります。
仙骨も背骨で考えます。
仙骨が後ろに飛び出ている人がいます。
仙骨が後ろに飛び出ると、バランスを取るために、腰椎を過剰に反ってしまうことがあります。
さらに胸椎や、頸椎にも影響を与えます。
仙骨を下にして座ってしまうと、仙骨が後ろに飛び出しやすいです。
若いころからの習慣なので、知らない間に仙骨がズレていると言うことが起きます。
胸椎の後弯について

今度は上のほう、胸椎についてです。
肋骨で構成される空間が胸椎の前にあるため、胸椎は後弯した状態が自然です。
肺や心臓を後ろから守っています。
胸椎が後湾しているので、全身のバランスを取るために腰椎は前弯しているのです。
胸椎の自然な後弯を取り戻すのも大事になってきます。
胸椎の後弯が過剰だと、その分、腰椎の前弯も過剰になりやすいです。
全身で無意識にバランスを取りますから。
体全体でみる先生に頼る
このように他の部位の影響を受けて、過剰に腰を反ってしまうようになるわけです。
しかし、腰椎のみしか見ない先生もいます。
局所的な、小さい視点でしか見れなくなっているのです。
本来は全体で考えるのが自然です。
