
この世界は、意識したこと(思ったこと)が現実します。
例えば、あなたが「かつ丼が食べたいなあ」と思います。
そして、ネットで出前を注文します。
すると、家にかつ丼が届き、食べられます。
「かつ丼が食べたいなあ」と思ったのが始まりです。
思ったことが現実化したんです(笑)。
目標を達成したいと思ったときに、大切なことは、「自分が何を意識し、何を感じているか」を明確にすることです。
その時に大切になるのが、潜在意識と顕在意識です。
この二つを理解することが目標達成の第一歩です。
今回は、潜在意識と顕在意識についてお伝えしていきます。
- 潜在意識とは
- 潜在意識の特徴
- 顕在意識について
- 目標達成のための潜在意識の活用法
潜在意識とは
そもそも潜在意識とは何なのでしょうか?
潜在意識は一言で言うと、「超高性能のパソコン」です。
潜在意識には、あなたが今までに見たもの、聞いたもの、嗅いだもの、触れたもの、感じたもの、すべての記憶が入っています。
そして、潜在意識はあらゆる計算を自動で行い、あなたは何を話し、何を食べ、どんな人と付き合うかを決めます。
潜在意識の中にあるものがあなたの人生を作るといっても良いです。
潜在意識の特徴

・潜在意識のほうが顕在意識より容量が大きい
よく意識は氷山で表現されます。表に出ているのが顕在意識で、水面下に顕在意識が隠れていると例えることができます。
潜在意識:顕在意識=99:1
これくらい潜在意識のほうが強いです。
綱引きを99人:1人でやるようなものです。
潜在意識のほうが勝つようになっています。
・どんな情報でも記憶する
潜在意識は、あなたが今までに見たもの、聞いたもの、嗅いだもの、触れたもの、感じたもの、すべてを記憶します。
これはあなたが意識していないことも含まれます。
例えば、赤ちゃんの時の記憶を思い出せないと思います。しかし、潜在意識にはきちんと入っています。
なので、まだ小さいときに起きた怖かった記憶はトラウマとして根深く残っていることが多いです。ほとんどの場合は無意識で残っているのです。
・より強い思いを実現する
強い思いと言っても強く念じたから実現するとは限りません。
例えば、大学受験でAさんは「俺は絶対に○○大学に受かってやる」と意気込んでおり、
Bさんは「○○大学に受かる気しかしないな~」と思っているとします。
この時、Bさんのほうが希望の大学に受かりやすいです。
Bさんのほうが受かることを確信しているからです。
Aさんの心の中には「受からなかったら困るから頑張らなくては」という不安が付きまとっています。
Aさんのほうが「自分は受からない」という強い不安を持っています。そして、受からないという思いを実現させてしまいます。
言っていることより、裏にある思いのほうが実現されてしまいます。この法則に気を付けて世の中を観察してみてください。
・イメージに反応しやすい
潜在意識はイメージの影響を強く受けます。
例えば、「結婚したい」という言葉を頭に浮かべるより、
実際にどんな人と結婚し、何人の子供がいて、こんな家に住むという映像を思い浮かべたほうがイメージがはっきりしませんか?
結婚相手がどんな見た目で、何歳で、どれくらいの収入なのかを決めたほうが結婚相手に目具合やすいということはよくあることです。
イメージの力をうまく活用していきましょう。
顕在意識について

逆に顕在意識について知っておくことも大切です。
なぜなら、この記憶は潜在意識と思っていたら顕在意識だったということがよくあるからです。
よくある勘違いとして「本音」を潜在意識と勘違いすることがあります。
「本音」というのは自分が心の奥で思っていることです。
「本音」は言わずに隠しているだけで表面的な意識の中にあります。
他の顕在意識の特徴としては、
- 今、考えていること
- 今、感じている感情
- 今、感じている触覚、味覚、嗅覚
以上のように、今感じている感覚が顕在意識です。
逆に潜在意識は自分で感知できません。
今後は潜在意識にどのようにアプローチをすればよいかを伝えていきます。