あの先輩はいつもイライラしていて話しかけにくいな
あの先輩は高圧的な態度だから関わりたくないな
あの先輩は愚痴ばっかり言ってて、やりにくいわ
職場での上司との関係が悪いと、落ち着いて仕事をすることができませんよね。
上司の顔色をうかがうのをやめたいと思う方へ記事を書きました。
嫌な上司と円滑に関わるコツは以下の4点です。
- ・とにかく自分の仕事を上手くやる
- ・上司の仕事を手伝う
- ・上司がつらいときにやさしい声掛けをする
- ・仕事以外の会話は自信をもって避けてみる
とにかく自分の仕事を上手くやる
そもそも人とコミュニケーションをするのが苦手。一人のほうが落ち着く。
このような方にお勧めなのが、自分の仕事を上手くこなすことです。
一般的には会社の目的は利益を上げることです。
なので上司は会社から利益を上げることを求められ苦労していることが多いです。
そこで、社員が自分の仕事を効率よく終わらせることが求められます。
期待通り、仕事をこなしていたら上司からの文句は減ると思いませんか?
そうなると、あなたは会社にとって必要な人材になります。
さらに文句を言われなくなり、むしろ感謝されるでしょう。
上司の仕事を手伝う
あの上司とはできるだけ関わりたくない。仕事を押し付けられそう。
私もできるだけ嫌な上司のいる空間になるべくいないようにしていました。
しかし、どっちにしろ連絡が来るような仕組みでしたので、その努力は無駄でした。
もういっそのこと、こちらから手伝って、先に解決させてやろうと思い、こちらから上司に声をかけるようにしました。
すると、その上司が優しくなりました。
『GIVE & TAKE「与える人」こそ成功する時代』という本があります。
この書籍の中では、世の中に3種類の人間がいると紹介されています。
- ①与えることを優先するギバー
- ②受け取ることを優先するテイカー
- ③バランスをとるマッチャー
半分以上の人がマッチャーです。
上司がテイカーだと思っていたのですが、こちらが手伝う側(ギバー)になった時には、上司もギバーになることがあります。
あの上司の手伝いをこちらからするなんて、絶対に嫌!
感情的に受け付けないのはよくわかります。ただ1度はやってみてほしいです。
やってみて合わないと思ったら続けなくて大丈夫だと思います。
上司がつらいときにやさしい声掛けをする
人間は誰しも、体調に波があります。
特に、人から嫌われてしまっている上司は体調の波が激しいことが多いです。
体調が悪いときはイライラしていたりして、より一層関わりたくないですが、チャンスのタイミングでもあります。
それは、ねぎらうことです。
- ・○○さん、今日はしんどそうですね。大丈夫ですか?
- ・○○さん、無理しなくて大丈夫ですよ。私たちで何とかするので。
- ・○○さん、いつも頑張ってくれてありがとうございます。
- ・○○さん、最近無理してないですか?
普段、嫌な思いをさせられてるから、そんな言葉はかけたくない。
という声が、記事を書いている中でも聞こえてきます(笑)
しかし、コミュニケーションをとろうと思っているなら、こんなに楽なタイミングはないです。
体調が悪いときは怒りたくても怒れませんからね。
同じ仕事仲間ですから、たまにはねぎらいの言葉を言うのをお勧めします。あなた自身の気持ちも軽くなるでしょう。
仕事以外の会話は自信をもって避けてみる

以上のように、嫌な上司との関わり方を書きましたが、正直できない方も多いと思います。嫌なものは嫌ですもんね。
そんな場合は、仕事以外の会話を避けるようにしましょう。
どうしても合わない人とは離れることも大切です。
しかし、仕事上どうしても会話が必要になってきますよね。それは生活のためだと思って最低限の会話をしてください。
雑談などの日常の会話もあるでしょう、それはできるだけこちらから関与しないようにしましょう。
もしくはその場からスッと離れるのが良いです。
ここで大切なのが、自信をもって、積極的に離れることです。
「話を聞かないと申し訳ないなあ」、「話さないと嫌われるかなあ」とネガティブな気持ちで離れるのは良くないです。
なぜかというと、あなたが攻撃の対象になる可能性があるからです。
合わない人と離れるのは普通のことです。胸を張って離れましょう。
注意点なのですが、上司を無視しようという話ではないですよ。雑談でも話しかけられたときはきちんと反応しましょう。「そうですね」とか軽い返事で大丈夫です。
それ以上は無理に話さなくても大丈夫です。バランスをとっていきましょう。