こんにちは、まっちゃん先生です。
今日はクエン酸についてお話しいたします。
- 今回のテーマ
- ・疲労回復
- ・血液を弱アルカリにする
- ・ストレスに強くなる
- ・エネルギー産生に役立つ
- ・一緒に取り入れたいビタミンについて
疲労回復

クエン酸と言えば、有名なのは疲労回復ですね。
レモンや梅干しに入っており、多くとると疲労回復できるといわれています。
その理由は疲労物質である乳酸が減るからです。
細胞の中にクエン酸回路とよばれる、エネルギーを作る仕組みがあります。
その中で乳酸が変換されて、最終的にエネルギーになります。
乳酸をエネルギーとして有効活用してくれる素晴らしい仕組みです。
血液を弱アルカリにする

クエン酸は血液を弱アルカリ性にしてくれます。
人の血液は正常な時は弱アルカリ性になります。
しかし、ストレスやお菓子の食べ過ぎ、タバコの吸いすぎなどによって、血液が酸性になることがあります。
血液が酸性になると、様々な不調につながるとされています。
クエン酸自体は酸になります。実際になめると酸っぱいです。
しかし、十二指腸に入ると重曹と反応してアルカリ性になります。
それが腸から吸収され、血液がアルカリに傾きます。
もともと、身体は自然と血液の酸性度を調整できるのです。
例えば、尿を出して調整したり、呼吸で整えます。
その調整の手助けにクエン酸が役に立つのです。
ストレスに強くなる

クエン酸をとるとストレスに強くなります。
ストレスに大事なのが副腎皮質ホルモンです。
ストレスホルモンとも呼ばれ、ストレスに負けない精神を作るのに大切になってきます。
ストレスは身体を固くするので、
肩にきたり、腰にきたり、頭にきたり、様々なところを固めます。
スポーツ選手でも、緊張を感じたときにレモンや梅干しを食べる方がいます。
緊張がほぐれてリラックスできるのを、体で感じているのだと思います。
飲み物でも、食べ物でも、クエン酸を取り入れてストレスに負けないようにしましょう。
エネルギー産生に役立つ

細胞にはエネルギーを生み出す流れとして、クエン酸回路と解糖系があります。
クエン酸を摂ると、このクエン酸回路が働きます。
クエン酸回路はミトコンドリアで行われ、エネルギー産生の効率がすごく良いです。
グルコースという糖がありますが、このグルコース1つにつき38個のATPと言うエネルギーが生まれます。
解糖系ではこれほど効率よくないです。
このようにクエン酸はエネルギー産生にも役立っております。
一緒に取り入れたいビタミンについて

クエン酸と一緒にとるとさらに良いビタミンがあります。
まず、ビタミンB群です。クエン酸回路でエネルギーを作るときに必要になってきます。
特にビタミンB1が必要です。酸素とビタミンB1はクエン酸回路に欠かせません。
ビタミンB1は食べ物からとれます。例えば、うなぎや豚肉です。
特に、豚肉は身近な食品なので適度に食べるとよいです。