今回はこの日本で生きにくい理由についてお話しします。
今はなんとなく生きにくいと言う人が増えてます。
その原因の一つとして、社会性の教育ばかりしてきたことがあります。
社会性の教育というのは、
例えば、集合時間を守るとか、
挨拶をするとか
周りの人に歩幅を合わせるとかですね。
もちろん、日本という枠内で生きているのでルールは大切です。
そうでないと、まとまって仕組み化することができないですからね。
税金とか、福祉の制度も成り立たなくなってきます。
ルールが大事か?人が大事か?

しかし、ルールに重きを置き過ぎると、人の価値が下げられてしまいます。
「ルールをまず守れ」という話になり、個人の意見は弱くなってしまいます。
そこで、人の健康や個性が押さえ込まれるわけです。
もちろん、人を大事にする人もいらっしゃるのでそういう人が上司にあたれば良いのですが、そうでないこともあります。
個性が押さえ込まれると不快感があるため、体が疲れやすくなったり、固まりやすいです。
ルールも大事ですが、基本は人を大事にする人と働きたいものです。
社会性の教育のデメリット

社会性の教育の話に戻ります。
ルールを守るための教育が強くなると、「みんながやってるから良い」という、変なあるべき論が出てきます。
そして、それを他人に押し付けるんです。
結果として良いかどうかは別なんですけどね。
そういう考え方が強いので、日本では「みんながやってるから」と言う商売文句が増えてるわけです。
みんなが大事?

「みんなやってるから」「みんなのために」という考えが強くなると、
「自分がどうしたいか」がわかりにくくなります。
他人軸の基準になるので、プライベートになった時でも、自分がしたいことが見えなくなります。
これは意識の中に「みんなのことを考慮しないといけない」と言う気持ちがしっかりインストールされてるからです。
親や先生、社会全体が、それを求めて迫ってきたんです。
その結果、あなたにも「みんなのことを優先しないと」と思うようになっています。
その分、自分の価値を下げてしまいます。
天秤にかけてしまっています。
しかし、社会は個人が集まってできています。
天秤にかける必要はないわけです。
ルールはあくまで観念でしかない
ルールというとは観念です。考えなんです。
人よりルールが大切かどうか、改めて確認する必要があります。
みんなが個性を発揮できる社会を作っていきたいですね。
