今回は間違った呼吸法をするとこうなるというお話をします。
呼吸法と言うものは大正時代には既に存在し、
今も武術の世界やヨガの世界でも取り入れられています。
世界的にも人気のある身体操作かもしれません。
鬼滅の刃でも○○の呼吸とか言いますしね(笑)
しかし、呼吸法は間違った手順でやると危険が伴います。
呼吸をコントロールすることの弊害
呼吸法にもいろいろとありますが、すべてに共通しているのは呼吸をコントロールすることです。
「息を3秒吸って、5秒止めて、4秒で吐きます」と言う感じです。
身体の状態に個人差があるので、コントロールした時に、血管が耐えられる人がいる反面、耐えられない人もいるわけです。
血管が柔らかくて、筋肉もしっかりポンプとしての役割を果たしている方なら良いですが、
固まっている人がいるわけです。
その個人差を考慮したほうが良いです。
自然呼吸を深くしよう

私が勧めているのは、まず、自然呼吸を深くしようということです。
自然の呼吸を深くするには、全身のコリをほどいたり、特に肋骨の柔軟性が大切になってきます。
呼吸法をやる前に全身の柔軟性を取り戻すことをおススメしています。
コリをほどいた時には、自分の呼吸が深いか浅いか感じ取る感覚も養うこともできるので、
より安全だと考えます。
力ませ習慣にならないために

呼吸法をしているうちに、体を力ませてしまう人もいます。
腹筋や広背筋、僧帽筋のようなアウターマッスルですね。
これらが力んで固まってくると、逆に呼吸がしにくくなり浅くなります。
その状態でさらに、無理をして呼吸をすることはお勧めしていません。
自分の体の状態を確認することをお勧めします。
呼吸法自体は歴史もあり、素晴らしいと思っています。
しかし、今の自分の身体の状態に合っているかは、吟味したほうが良いとは思いますね。
