立腰整体 セルフ整体院
薬剤師が伝えるセルフ整体
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腰が緩む秘訣|大腰筋のチカラ

今回は腰が緩む秘訣についてお話しします。

まず答えは、腰回りの筋肉ではなく、大腰筋やモモウラに働いてもらいましょうと言うことです。

腰周りの筋肉をガチって固めている人が多いです。

歩いたり、立つ時に、胴体を支えるために腰回りの筋肉を固めているのです。

脊柱起立筋とか、広背筋があたります。

もちろん、ある程度支えるのに必要なのですが、頼りすぎると問題が起こります。

これは癖のもので、小さいころからの癖が出ていることが多いです。

私自身も、仕事を始めたときは腰に来てましたね。

薬剤師で立ち仕事なので、首と腰がガチガチになるのです。

腰は上半身と下半身を繋ぐ関節

腰が固まると、上半身と下半身の連繋がうまくいかなくなってきます。

歩くときに右手が上がると左足が上がりますよね。

このように上半身と下半身での連繋と言うものがあります。

上半身と下半身のつなぎ目が腰になります。

ここが固まると、上下の連繋がうまくいかなくなります。

なので腰回りはヘロヘロにして、しなやかな体を取り戻したいです。

皆さん、子供の時は腰がヘロヘロでしたからね。

取り戻すだけでいいんです。

腰を支えるのに適した筋肉

では、どうしたら腰がヘロヘロになるかと言う話に入ります。

腰回りの筋肉が脱力すると、不安定になり、倒れやすくなるでしょう。

それを支えるために脊柱起立筋などに力を入れてしまいます。

その分、他のところで支える必要が出てきます。

その代表が、大腰筋とモモウラの筋肉です。

大腰筋

大腰筋はインナーマッスルでかなり大きい筋肉です。

腰椎と大腿骨をつないでおり、体の中で支えてくれています。

武術でもスポーツでも大腰筋が強い人は脱力している上に、安定感がありますね。

その代わり、インナーマッスルなので感知するのが難しいです。

モモウラと大腰筋の関係

今度はモモウラです。

一般にハムストリングスと呼ばれているところですね。

実はハムストリングスと大腰筋は密接な関係があります。

なので、ハムストリングスが使えてくると、大腰筋も目覚めてきます。

お辞儀をするときとか、座るときにハムストリングスは働いてきます。

もちろん、歩くときも働いてきます。

物を取るときとか、料理するときとか、何かするときに支えになってくれるので、すごく楽になります。

今回の話は以上です。

こうやって話してますけど、私もはじめは大腰筋で支えるとか、ハムストリングスを使うとかは感覚としてなかったですからね。

少しづつ感覚を養っていけたらと思います。

ABOUT ME
立腰整体 セルフ整体院
薬だけでは喘息が直らなかった経験から、今の医療に疑問を持ちました。 大学生の時から健康について東洋医学や整体、メンタルについても学び続けています。 その中で出会ったのが立腰体操です。自分で体を整えることのすばらしさを発信しています。 山口県出身です。 2020年から薬剤師をしています。在宅医療がメインです。周りの人からは変な薬剤師と言われています(笑)