今回は歩きについて、お話しします。
歩くと健康に良いのはもちろんなのですが、
それには2つ条件があります。
・足ではなく、体幹を前に動く
・前モモを使いすぎない
歩くとは体幹を前に出すこと

歩くというのを足を前に出すことだと考えてる人がいます。
しかし、本当は体幹が前に出るから足がついてくるんです。
この歩き方だと、初めは転びそうな感じがして怖いですので気をつけてくださいね。
足を前に出そうとするとどうしても、前モモに力が入ります。
前モモは本来、歩きにブレーキをかける筋肉です。
ブレーキをかけて、そこからまた足を上げるので、
アクセルとブレーキを同時に踏んでるような動きになります。
裏モモが使われる歩き

前モモではなく、裏モモが使えるようになることが大切です。
裏モモは前進するための筋肉です。
ウマでも、チーターでもムキムキですよね。
裏モモは大腰筋と繋がってますので、インナーマッスルを目覚めさせるためにも重要になってきます。
特に、足が後ろに払われる時に使われてますね。
裏モモが使えると安定してくるので、ふらつきにくくなります。
骨で体重を支える

筋力で踏ん張るだけでは上手に歩くことはできません。
骨を使って歩くことも必要になります。
もちろん筋肉は使いますよ。
そうでないと動けませんから。
骨だけならこけるだけです。
両方共を上手に使う必要があります。
歩くときには特に足の部分ですね。
足の脛骨に体重が乗ることが大切です。
筋肉で支えると疲れやすくなります。
力む癖があるので、必要以上の力で身体を支えてしまいます。
