今回は脱力とインナーマッスルの関係についてお伝えします。
緊張を解きほぐすには脱力が必要です。
脱力と言うと武術のことかなと思うかたもいらっしゃいます。
しかし、脱力は日常生活でも仕事でも万人に使えます。
今回の内容は以下の3つです。
- ・脱力するほどインナーマッスルが使われる
- ・インナーマッスルが使われるには
- ・スポーツの達人は見えないところがムキムキ
アウターマッスルの脱力

脱力すると言うことは必要のないの筋肉の力みが抜けた状態のことです。
しかし、実際には体は動いています。
ここで勘違いするのは、ただ全身の力を抜けばいいということではないということです。
体が動くということは必ずどこかの筋肉が働いています。
脱力した時はアウターマッスルではなく、インナーマッスルがしっかり働いている状態です。
脱力して動いている人ほどインナーマッスルはムキムキです。
インナーマッスルに頼れるからこそ、アウターマッスルが休むことができます。
たとえば10人でみこしを担いだ時に、他の9人が頑張っていたら、一人が気を緩めても倒れないじゃないですか。
それに似ていますね。
インナーマッスルに頼って脱力をしていきましょう。
骨を動かす

インナーマッスルが使われるには、ポイントがあります。
それは骨が動くことです。
インナーマッスルも骨にくっついています。
筋肉は骨を動かすためについているものですからね。
なので骨が動けばインナーマッスルは動いてくれます。
骨を構造通りに使うことで筋肉は自然と使われていきます。
一流のスポーツ選手のインナーマッスル

一流のスポーツ選手はインナーマッスルがムキムキの方が多いです。
特に大腰筋が強い方は安定感が全く違います。
全身のインナーマッスルもアウターマッスルも両方使えているので、動きをとらえにくいのも特徴です。
彼らは自分の感覚で自然とインナーマッスルが使えているのですごいです。
普通周りの筋肉で固めてしまいますからね。
私の場合は基準を持って教えてもらわないと、インナーマッスルを感知できなかったですから。
力みを感知する
普段何もしていないときでも力んでいることがあります。
こうやって話していても、腕に力みがあったり、腹筋に力が入っていたりします。
こういう何気ない力みの積み重ねが身体を固くします。
日常生活で自分が今、力んでないか知ることが脱力の始まりです。
