腰椎周りの使い過ぎが原因

痛みが出る原因はシンプルです。
その部分だけ使い過ぎが原因です。
ものを取るとき、しゃがむとき、座るとき、立つとき、
色んなときに腰回りの筋肉を使っていると疲労して痛みが出ます。
このような習慣は積み重ねなので、自分では気が付きにくいです。
今の教育として筋肉を鍛えて体を支えるというのが常識になっています。
なので腰回りの筋肉を固めて体を支えるという発想になります。
寝るとき以外、力んでいる人もいるくらいです。
動きは胸椎から始まる

特に動きにくくなっているのが胸椎です。
胸椎と言うのは肋骨と関節でつながっています。
肋骨があったり、大胸筋が前面についてる分、動きにくいのは事実です。
周りの筋肉が大きいため、胸椎を動かさなくても日常生活を送ることはできます。
しかし、胸椎や肋骨が動かないと、一つの塊になってしまいます。
大きな胸部を支えるのに、その下の腰回りの筋肉を固めないといけなくなるのです。
それで腰回りの負担が増えますね。
胸椎が動くようになると、負担が胸椎にも分散するので、腰も楽になります。
大事なのは胸椎から手を動かす、胸椎から足を動かすこと出す。
骨盤周りの頑固な筋肉たち

骨盤も同様に固まりやすい部分です。
股関節という大きな関節があります。
大腿骨と寛骨の間の空間のことを股関節と言います。
座るときに股関節とところでうまく折りたためないのです。
この原因は骨盤周りの筋肉が固まっていることにあります。
お尻の大殿筋や横尻の中殿筋が固まりやすいです。
座っているときに固まっていることが多いです。
座っていると足を延ばしたくなるので、背もたれにもたれかかりたくなりますね。
自分で胸やお尻周りを優しく擦ろう
筋肉を緩ませる方法として擦りがあります。
子供の時、頭をぶつけて痛くなった時に、親に頭を擦ってもらったことがありませんか?
それを自分で自分の身体にやるのです。
雑にガサガサと擦ると逆に力みますから、優しくゆっくり擦ってあげてください。
擦るというのは古来から日本で行われてきたことです。
按摩でも存在する技術ですね。
