立腰整体 セルフ整体院
薬剤師が伝えるセルフ整体
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呼吸が深くなる上部肋骨の話

今回は呼吸を深くする上部肋骨の話をします。

呼吸は肺でやります。

肺の周りに肋骨があり、囲んでいる状態です。

肺が全方面に膨らむことで、呼吸ができます。

つまり、肋骨が動かないと呼吸がしにくい構造になっています。

特に動かないのは上部肋骨です。

鎖骨のすぐ下のところですね。

下部肋骨が動く現代人

皆さん動きやすくなっているのは下部肋骨です。

胃とかがある高さですね。

ここがグニャグニャと動きやすいです。

ここばかり動かすと、気持ち悪くなることもあります。

実際に日常生活を送るのに、上部肋骨を使わなくても何とかなります。

しかし、上部肋骨を固める運動神経を強化していくので、知らないうちに呼吸がしにくくなるのです。

深呼吸は安全ではない

深呼吸をしている人もいます。

しかし、下部肋骨までで呼吸が止まってしまいます。

肋骨が動かない状態で、無理に呼吸を深くしようとするのはお勧めしていません。

内部の圧力が上がるので安全ではないです。

素人考えでやるのではなく、ちゃんとした人に安全か見てもらったほうがいいです。

ドレスが似合うデコルテ

上部肋骨が動くようになると、デコルテがきれいになってきます。

胸が落ち込んでいる人がいます。

そういう人の上部肋骨が動くようになると、ふくらみが戻ってくるのです。

上部肋骨が落ち込むと、呼吸が苦しいのもありますが、立体感がなくなってきます。

ここの立体感が戻ると、ドレスも似合いますね。

精神と肋骨の関係

上部肋骨が落ち込む人は、精神的にも落ち込みやすいです。

なんとなく暗い考え方になりやすいです。

これは呼吸がしにくいことも影響しています。

人は生きるには酸素が必要です。

しかし、呼吸ができないと、生命として危機感を感じて不安になりやすいです。

それと、下を向きやすくなります。

これも精神に影響します。

落ち込むときは上を向きますか?下を向きますか?

下を向きがちです。

体と精神は密接につながっていますから、下を向くと、心が下がることもあるのです。

ABOUT ME
立腰整体 セルフ整体院
薬だけでは喘息が直らなかった経験から、今の医療に疑問を持ちました。 大学生の時から健康について東洋医学や整体、メンタルについても学び続けています。 その中で出会ったのが立腰体操です。自分で体を整えることのすばらしさを発信しています。 山口県出身です。 2020年から薬剤師をしています。在宅医療がメインです。周りの人からは変な薬剤師と言われています(笑)