今回は呼吸を深くする上部肋骨の話をします。
呼吸は肺でやります。
肺の周りに肋骨があり、囲んでいる状態です。
肺が全方面に膨らむことで、呼吸ができます。
つまり、肋骨が動かないと呼吸がしにくい構造になっています。
特に動かないのは上部肋骨です。
鎖骨のすぐ下のところですね。
下部肋骨が動く現代人

皆さん動きやすくなっているのは下部肋骨です。
胃とかがある高さですね。
ここがグニャグニャと動きやすいです。
ここばかり動かすと、気持ち悪くなることもあります。
実際に日常生活を送るのに、上部肋骨を使わなくても何とかなります。
しかし、上部肋骨を固める運動神経を強化していくので、知らないうちに呼吸がしにくくなるのです。
深呼吸は安全ではない

深呼吸をしている人もいます。
しかし、下部肋骨までで呼吸が止まってしまいます。
肋骨が動かない状態で、無理に呼吸を深くしようとするのはお勧めしていません。
内部の圧力が上がるので安全ではないです。
素人考えでやるのではなく、ちゃんとした人に安全か見てもらったほうがいいです。
ドレスが似合うデコルテ
上部肋骨が動くようになると、デコルテがきれいになってきます。
胸が落ち込んでいる人がいます。
そういう人の上部肋骨が動くようになると、ふくらみが戻ってくるのです。
上部肋骨が落ち込むと、呼吸が苦しいのもありますが、立体感がなくなってきます。
ここの立体感が戻ると、ドレスも似合いますね。
精神と肋骨の関係

上部肋骨が落ち込む人は、精神的にも落ち込みやすいです。
なんとなく暗い考え方になりやすいです。
これは呼吸がしにくいことも影響しています。
人は生きるには酸素が必要です。
しかし、呼吸ができないと、生命として危機感を感じて不安になりやすいです。
それと、下を向きやすくなります。
これも精神に影響します。
落ち込むときは上を向きますか?下を向きますか?
下を向きがちです。
体と精神は密接につながっていますから、下を向くと、心が下がることもあるのです。
